日本では一月から十二月の各月に和風月名という古くからの呼び名があって、今月は「霜月(しもつき)」と呼ぶけれど、その意味を紹介するわ。
霜月となった由来には諸説がある中で、もっとも有力だとされているのは「霜降り月、霜降月(しもふりつき)が省略されて「霜月」に転じたという説みたい。
十一月は今の暦ではまだ霜は降りないけれど、旧暦の十一月は今の十二月にあたり霜が降りてくる季節だったから、と言われているのよ。
その他の説には、その年の収穫を感謝する意味を持つ「食物月(をしものつき)」が省略された、というのもあるみたい。
そして、よろこびちゃんも初めて知ったのだけれど、霜月以外にも仲冬(ちゅうとう)・神来月(かみきづき)・神楽月(かぐらづき)・雪待月(ゆきまちつき)など、十一月を表す言葉はたくさんあるらしいの!
それぞれの言葉にすてきな意味があるからぜひ調べてみてね!
本当に日本語っていぃなぁ~。
イラスト 小川けんいち