日蓮聖人降誕800年
日蓮宗全国霊断師会連合会
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第55回

日常にあふれる仏教由来の言葉
その2

よろこびちゃん_イラスト 小川けんいち

私たちが普段から何気ない日常の中で使っている言葉には、仏教由来の言葉がたくさんあるのよ!

そんな意外な仏教由来の言葉を紹介するわ!

喫 茶(きっさ)

もとは禅の言葉で、喫茶喫飯(きっさきっぱん)といい、日々の修行の基礎は、日常生活の中にあるという意味。

醍醐味(だいごみ)

もともとは、牛乳をバターにする過程ででる5つの味(五味・・・乳味,酪味,生酥味,熟酥味,醍醐味)の最上のもののことで、転じて仏の究極の教えを意味する。

愛嬌(あいきょう)

もともとは、愛敬(あいぎょう)といい、お釈迦様や菩薩の柔和で優しい表情である愛敬相(あいぎょうそう)から派生した言葉。

日常にあふれる仏教由来の言葉_イラスト 小川けんいち

よろこびちゃんも喫茶店で美味しいコーヒーを飲むことがあるけれど、そんな当たり前の生活が修行なのね。

愛嬌のある優しい顔でこれからも一緒に頑張りましょうね。

※この記事は、教誌よろこび令和2年年9月号に掲載された記事です。

イラスト 小川けんいち

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