日蓮聖人降誕800年
日蓮宗全国霊断師会連合会
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第4回
厄払い(やくばらい)って何?

よろこびちゃん

厄年

 
二十五歳 十九歳
四十二歳 三十三歳
六十一歳 三十七歳

室町時代にはもっと多くの厄年が存在したみたいね。

大厄

 
四十二歳 三十三歳
四十一歳・前厄 / 四十三歳・後厄 (三十二歳・前厄/三十四歳・後厄)

※いずれも『数え年』で計算します。数え年=自分の満年齢(今現在の年齢)に誕生日前なら《二》、誕生日が過ぎていれば《一》を加える。

◆厄払いの方法(※一例ですよ)

袈裟

◇厄年の年頭や、厄年中に(大厄は前厄・後厄も)厄払い御祈祷を受けたり、お札やお守りを授かるのがいいわ。昔から日蓮宗は、ご法難から護られたお祖師様にならい『厄除け祖師』と言われて信仰を集めて来たのよ。また一般には、厄年の年頭に、親類・縁者・友人を宴に招待して御馳走を振る舞ったり、酒盛りをして厄を落としたりするわ。

◇節分の日の夜に(とも限らないけど)、自分の身に付けているもの(櫛とか小銭とか)を道(辻)にわざと落とす地域もあるそうよ。

※“辻”とは、現世と他界との境界(接点)と考えられていたため、そこに自分の分身でもある櫛(くし)や小銭を落とし、厄を他界へと流してしまおうというお呪(まじな)いなのね。

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