震旦では偉大なる統治者(聖人)の世のため人のための具体的な行いを迹(せき・しゃく)と言いました。
印度のお釈迦様は、いわば寿量ご本佛様がこの地球で具体的に活動するために顕現した存在、ご本佛様の迹による仏様です。
ゆえに震旦の仏教学者たちは、「妙法蓮華経」の前半の仏様を迹仏(しゃくぶつ)とお呼びいたしました。
更に迹仏の説かれた教え故に前半の「妙法蓮華経」は迹門といいます(対して後半のご本佛様の教えを本門といいます)
元霊断院主任
福岡県妙立寺前住職
TOP