法華経のお話

第48話 無量義経の段 その十一(四)霊水の深山に謎の美少年を見た!

霊水の深山に謎の美少年を見た!

勅命を受け、水の流れを遡り、深く険しい山中へ踏み込んでいく調査隊。

そこで彼らが発見したのは、古びた妖しき庵。それも廃墟ではなく、あきらかに人の生活している気配!

人の住めぬはずのこの山中に何者ぞ!といぶかしむ一行の前に姿を現したのは、異様に謎めいたオーラをまとった妖しき美少年。

少年の姿形でありながら、少年特有の若さや幼さは微塵も感じさせず、逆にどんな長生きした古老も及ばない威厳風格が醸し出され、そのミスマッチが姿形の美しさを人外のものへと昇華しています。

果たして人か?神仙か?はたまた魑魅魍魎(ちみもうりょう)か?

ますます困惑を深める一行に対して、謎の美少年はさらに驚くべき話を語り出すのでした。

我はかって周の穆王に仕えた菊慈童なりと…。