日蓮聖人降誕800年
日蓮宗全国霊断師会連合会
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第67回

どうしてお焼香をするの?

よろこびちゃん_イラスト 小川けんいち

お寺に参拝したときや、法事に参列したときなど、焼香をする機会はたくさんあるわね。

お焼香は香を焚いて、香りを仏様に供養するために行う大切なものなのよ。

どうしてお焼香をするの?_イラスト 小川けんいち

焼香と同じように、香りを捧げる供養には、香を塗り身体を浄める塗香(ずこう)や生花を供えたり華を撒いて供養する華香(けこう)もあるの。

お焼香の回数は主に三回、焼香によって仏教の三宝である「仏・法・僧」を供養する意味や、仏教の三つの真理「空・仮・中」に倣うという意味、過去、現在、未来に捧げるの意味があるけれど、一番大切なのは心をこめることなのね。

これからも仏様に感謝の気持ちをこめてお焼香をしましょうね。

※この記事は、教誌よろこび令和3年3月号に掲載された記事です。

イラスト 小川けんいち

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