動物であるにもかかわらず、なぜかウサギは一羽・二羽・・・と数えるわね。(一耳・二耳・・・という数え方もあるようだけど)
実は、この数え方には、仏教が関わっていているのよ。
その昔、“四つ足の動物を食べてはならない!”という、仏教者の肉食を禁じる戒律があったとき、貴重なタンパク源を身体に取り入れる【方便】の一つとして、“ウサギは、二本足で立っているし、しかも【羽(はね)】(耳のこと)まで生えているのだから、きっと【獣(けもの)】ではなくて【鳥】なのだ”・・・そう言って、食べていたんだって。
そんな説があるのよ。
“ウサギの数え方”と“仏教”との間には不思議な【つながり】があったのね。
その前に、“私たちが生きていくためには食べる=他のものの命をいただかなければならない!”という、大切な【つながり】も忘れるわけにはいかないわ!
食事の前には合掌して全ての尊い命に感謝をして「お題目を唱えて、いただきます」をいわなきゃね。