【合格祈願!】の季節だけど・・・、なぜ、《馬の絵》を奉納するのかしら?
そういえば・・・日本では、むかし、神様が馬に乗って人間の世界に降りてきた、・・・という伝説があって、自分たちの『ご先祖さま』も、馬に乗って【この世】に帰ってくると信じられているわね。
それで【お盆】の時、精霊棚の前に『キュウリの馬』を飾るのもその名残りなのね。
生きた馬を神様に奉納する習わしは、奈良時代からあったようだけど、経済的な負担が大きすぎたから、木の板に馬の絵を描いて奉納するようになっていったのね。
絵馬には『受験』ばかりではなく、《良縁成就》・《家内安全》・《商売繁盛》・《病気平癒》・《交通安全》など、様々な願い事を書いて、その願いをお題目でお腹いっぱいになった馬に乗せて仏様や神様に届けてもらうのね。
素直な心でみんなの祈りが叶っていきますようにー。