縁日といえば…
寺社の境内に露店が並び、人々で賑わうお祭りのイメージが強いけど、本来は『有縁日(うえんにち)』、あるいは『因縁(いんねん)日』という言葉が略されたもので、【(特定の)神仏が、人々と縁を結ぶ日】…と、されるものだったのよ。
思想的には中国から入ってきたものみたいだけど…、日本でも鎌倉時代頃から【縁日】という言葉が盛んに使われるようになったみたい。
仏さまや神さまの『生誕の日』あるいは『誓願の日』、また『入滅の日』といった特定の日に、その由来の神仏にお参りして『縁を結ぶ』ことによって、その神仏にちなんだ【御利益(ごりやく)】をいただく、…そんな意味合いから、世間に根付いていったものだったみたい。
代表的な縁日を紹介しておくわね。
縁日には是非家族みんなでお寺にお参りして沢山の有り難い御縁を結んで、沢山の有り難い御利益を頂戴いたしましょう。